音楽界の大御所、ショーン・“ディディ”・コムズ(Sean “Diddy” Combs)に衝撃的な証言が飛び出しました。
現在、性的人身売買や暴力行為などで複数の訴訟を抱えるディディですが、2025年5月、裁判の中で「元恋人の車を爆破した」とされる証言が明らかになり、世間を騒がせています。
告発者は人気ラッパーのキッド・カディ(Kid Cudi)。彼が語ったのは、かつて交際していた女性をめぐる、信じがたいようなエピソードでした。
この記事では、この爆破疑惑の証言内容、これまでの訴訟の流れ、SNSの反応、そしてディディの今後について詳しく解説します。
この記事で使用した情報元:
- Page Six
- TMZ
- People Magazine
- ワシントン・ポスト/X投稿/裁判所提出資料などより総合
キッド・カディが「車を爆破された」と証言
2025年5月、米国連邦裁判所にて行われた審理の中で、キッド・カディが証人として出廷。
彼は過去に交際していた女性が、同時期にディディとも関係を持っていたと証言したうえで、こう述べました:
「彼女との関係を知ったディディは怒り狂い、俺の車を爆破したんだ。自宅の前で、誰も乗っていない時に爆発させた。」
この証言は当初、法廷内に緊張を走らせましたが、カディ側の代理人弁護士は「当時の爆発に関する報告書」や「被害届の記録」を提出。
さらに、近隣住民の証言や監視カメラ映像も裁判所に提出されており、爆破事件が実際に起きたものである可能性が高まっています。
過去にも複数の暴力・性加害疑惑が浮上していた
ディディは近年、複数の女性から「性的暴行」「薬物使用の強要」「精神的なコントロール」などで訴訟を起こされており、今回の爆破証言はそれらの流れの中で新たに浮上したものです。
特に2024年末から2025年にかけては、元恋人の**カシー(Cassie)**や他の元パートナーたちが一斉に提訴を行い、ディディはイメージの失墜とともにブランド契約の解除、資産売却などにも追い込まれています。
今回の爆破疑惑は、「彼の支配欲や報復体質を象徴するものだ」として、原告側の弁護士団が裁判で強調しています。
SNSの反応は「映画の世界」「これが現実だなんて」
この衝撃的な証言に対して、SNSでは驚きと怒りが交錯しています。
X(旧Twitter)やRedditには以下のようなコメントが殺到:
- 「車爆破って…もうラッパーじゃなくてギャングだよ」
- 「キッド・カディ、勇気ある証言ありがとう」
- 「なんでこれが映画じゃなくて現実なの?」
- 「これでまだ黙ってるメディアがあるのが不思議」
アメリカ国内では、ディディの過去の楽曲やインタビュー映像を“再解釈”する動きも出ており、「言っていたことが全部裏の意味を持っていたのでは?」という分析も始まっています。
ディディ側は依然として沈黙を貫く
この爆破疑惑を含む数々の証言に対し、ショーン・コムズ本人および弁護士は現時点で正式なコメントを出していません。
過去のケースでは否定声明を出していたものの、今回はあまりに訴訟の数が多く、メディア対応にも限界があるようです。
また、捜査当局も本格的に動いており、証拠提出や証人喚問の数が増えるにつれて、法廷での攻防はさらに激化する見通しです。
一部では「刑事告発に発展するのも時間の問題」とも言われており、ショーン・ディディ・コムズという“音楽界の帝王”が法廷でどう裁かれるのか、世界中が注目しています。
まとめ
かつてはヒップホップ界の成功者として、プロデューサー・起業家・ラッパーという肩書を自在に使い分けていたディディ。
しかしその裏で繰り返されてきた“暴力”や“支配”の歴史が、今こうして法の下で裁かれようとしています。
特に、キッド・カディのような別の著名アーティストが実名で告発したことは、音楽業界全体にも波紋を広げる出来事です。
今後も新たな証言が出てくる可能性があり、“ショーン・コムズというブランド”の行方から目が離せません。