2022年、プロレス界で大きな話題を呼んだのが、コーディ・ローデスのWWE電撃復帰。
一度団体を離れ、自らの道を切り開いてきた男が再び古巣へ。
その背景には、亡き父との約束、そして”夢の続き”がありました。
この記事では、コーディの復帰が注目された理由、彼の経歴や父ダスティ・ローデスとの深い絆について、わかりやすくご紹介します。
コーディ・ローデスとは?基本プロフィールと経歴
項目 | 内容 |
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本名 | コーディ・ギャレット・ラネルズ・ローデス(Cody Garrett Runnels Rhodes) |
生年月日 | 1985年6月30日 |
身長 / 体重 | 185cm / 100kg |
出身地 | アメリカ・ジョージア州マリエッタ |
所属 | WWE(RAW) |
ニックネーム | アメリカン・ナイトメア、ダスティの息子 |
コーディは伝説のレスラー・ダスティ・ローデスの実の息子。
2007年にWWEでデビューし、一時はIC王者やタッグ王者として活躍。
しかし、スター選手としての評価が得られず、2016年に退団。そこからコーディの“逆襲”が始まります。
なぜWWEを離れたのか?「スターダスト時代」の葛藤
WWE時代後半、コーディは「スターダスト」という奇抜なキャラクターを演じていました。
これは兄・ゴールダストとのタッグを意識したギミックでしたが、本人は不満を抱えていたといわれます。
- 本人曰く「自分のやりたいプロレスができなかった」
- ギミックを拒否しても上層部に通らず
- 才能を活かす場がなかった
このような葛藤から、2016年にWWEを自主退団し、インディー団体や新日本プロレスでキャリアを積み直す道を選びました。
復活の道のり|インディーからAEW設立へ
WWEを離れたコーディは、ROH(Ring of Honor)や新日本プロレスで活躍し、“実力派レスラー”としての評価を確立。
特にバレットクラブでのヒール役や、オカダ・カズチカとの抗争は話題に。
その後、ヤングバックスらと共に2019年にAEW(All Elite Wrestling)を設立。
副社長として裏方にも関わりながら、選手としてもトップで活躍。
プロレス界に「WWE以外の選択肢」を与えた存在として、多くのファンの尊敬を集めました。
WWE電撃復帰!なぜあれほど話題になったのか?
そんなコーディが2022年、レッスルマニア38でWWEに復帰。
この登場は事前告知なしのサプライズ演出で、世界中のファンを熱狂させました。
注目された理由
- AEW副社長という立場からの移籍は異例中の異例
- 初の“AEW出身選手”がWWEに逆輸入される流れ
- 入場曲やキャラがAEW時代とほぼ同じ(American Nightmare継続)
- 本人のマイクで「俺はWWE王者になるために帰ってきた」と宣言
つまりこの復帰は、WWE vs AEWの垣根を越えた、プロレス界の歴史的転換点ともいえる出来事だったのです。
父ダスティ・ローデスとの絆と約束
コーディが復帰直後から語っていたのが、「父・ダスティの夢の続きを自分が果たす」という想い。
ダスティ・ローデスとは?
- WWE殿堂入りレスラー
- “アメリカン・ドリーム”の異名を持つカリスマ
- 数々の名試合・名マイクでファンを魅了
そんなダスティも、WWEの最高峰タイトル(WWF/WWE王座)には一度も手が届かなかった。
コーディは父の夢を引き継ぎ、
「ローデス家として初のWWE王者になることが使命」と語っています。
このストーリーがファンの心を強く打ち、試合の結果以上に“涙腺を刺激する復帰劇”として記憶されることになりました。
FAQ(よくある質問)
Q:コーディ・ローデスはザ・ロックと親戚?
→ いいえ、ロック(ドウェイン・ジョンソン)とは血縁関係はありません。
Q:コーディの兄弟は?
→ 兄はゴールダストことダスティン・ローデス(現AEW所属)。
Q:WWE王者にはなった?
→ 2024年時点ではまだ。ロイヤルランブル2023・2024の2年連続優勝者で、次こそ獲得が期待されています。
まとめ|夢を繋ぐ“アメリカン・ナイトメア”の歩み
コーディ・ローデスのWWE復帰は、ただの選手の移籍ではありませんでした。
それは、**プロレス愛と家族愛が詰まった“物語の続き”**だったのです。
WWEで再びトップを目指す彼の姿に、多くのファンが感動し、期待を寄せています。
「父の夢を、自分の手でつかむ」——その決意と誇りこそが、コーディ・ローデス最大の魅力なのです。
今後の彼の活躍からも、目が離せません!